SNSは“持ち歩く時代”へ|中央集権SNSの限界と分散型SNS(Web5×DID)の可能性

♡少し引いて見ると

私たちが毎日使っているSNS。
でも、その裏で「アカウント凍結」「データ消失」「フォロワー喪失」といったリスクが潜んでいるのを知っていますか?

中央集権型SNSと分散型SNS。
この2つの違いは、ただのサービスの違いではなく、「誰が情報の所有権を持つのか」という未来に直結しています。

もし、積み上げたフォロワーや投稿履歴を「自分の資産」として持ち歩けるとしたら?
この記事では、中央集権SNSの現実と、Web5×DIDがひらく分散型SNSの可能性をわかりやすく解説します。

中央集権型SNSの現実(お馴染みのSNS)

私たちが普段使っている Instagram、Facebook、X(旧Twitter)、YouTube、TikTok ——これらはすべて「中央集権型SNS」です。
SNSは今や、テレビより当たり前にみんなが使っているものとなっています。

でもその裏には、発信者側になると避けては通れない大きな制約があります。

• アカウント凍結のリスク
例えばXでは、投稿内容や規約違反と判断されると、突然アカウントが凍結されます。
YouTubeでも「ガイドライン違反」とされれば、収益化どころかチャンネルごと削除されるケースも少なくありません。

• フォロワー喪失のリスク
2019年の Google+ のように、プラットフォーム自体がサービス終了すれば、それまで築いてきたフォロワーやつながりは一瞬で消滅します。
どれだけ時間をかけて育てても、会社の判断ひとつでゼロからのやり直しになるのです。

• データの所有権がない
Instagramにアップした写真や、TikTokに残した動画。これらのデータは「自分のもの」と思いがちですが、実際にはすべて企業サーバーに保管されています。
規約上は運営側がその利用権を持っており、ユーザーが自由に持ち出すことはできません。

👉 言い換えれば、私たちが積み上げてきた投稿やフォロワーは「借り物の土地の上に建てた家」のようなものということ。
どれだけ頑張って育てても、「突然消える可能性が常に付きまとう」のが中央集権型SNSの現実なんです。

分散型SNSの可能性(DIDと所有権の時代へ)

中央集権型SNSに対抗する形で注目されているのが、分散型SNSです。
ここでは、代表的なサービスを具体的にピックアップしてみました。

🔹 Mastodon(マストドン)

2016年にドイツ発で登場した分散型SNS。
「サーバーごとに独自のルールで運営できる」という特徴があり、広告がなく、自由度が高いのが魅力です。

日本でも一時的なブームになったものの、利用者はX(旧Twitter)ほど定着せず、現在は一部のITリテラシーが高い人やコミュニティ志向の人が細々と使っている印象です。

🔹 Bluesky(ブルースカイ)

Twitterの元CEOジャック・ドーシーが立ち上げたプロジェクト。
2023年頃から日本でも話題になり、招待制の時期は「ポストTwitter」として注目されました。
ただし、まだまだ利用者数は少なく、アメリカやヨーロッパのテック層が中心。

日本でも使えるものの、「普段の生活で友達と繋がる」というよりは、Web3や分散型に関心のある人たちの実験場という位置づけです。

🔹 Nostr(ノスター)

「Notes and Other Stuff Transmitted by Relays」の略で、2020年代に急速に広まった分散型プロトコル(通信ルール)です。
プロトコルというのは簡単に言うと「みんなが同じルールで情報をやり取りできるためのお約束」のこと。メールやインターネットも、実はこうしたルールの上で動いています。

Nostrの大きな特徴は、DID(分散型ID)と非常に相性がいい点です。特定の運営会社が存在せず、リレーサーバー(中継地点)を通して情報をやり取りする仕組みなので、アカウント削除や検閲の心配がほぼありません。

さらに、イーロン・マスクも注目していることから海外では盛り上がりを見せ、日本でも仮想通貨・ビットコイン界隈の人たちの間で少しずつ利用が広がっています。

🌍 どこまで使える?

分散型SNSは「世界中どこでも使える」という大きな利点があります。
ただし現状では、
• Mastodon → 日本でも一定のユーザーがいるがニッチ
• Bluesky → 欧米中心、日本では一部の先行ユーザー
• Nostr → 仮想通貨やWeb5界隈、日本でもオタク的層に普及中

といったように、まだ“メインストリーム”にはなっていません。

👉 でもDIDと組み合わせれば、フォロワーや投稿履歴を「サービスの枠を超えて」持ち運べる未来が見えてきます。
「Instagramが消えたらゼロからやり直し」という世界から、どのSNSを選んでも“自分の履歴”は持ち歩ける世界へ。これこそが分散型SNSの最大の可能性を秘めています!

DIDとSNSの未来(フォロワーも履歴も“自分の資産”に)

分散型SNSの最大の違いは、「フォロワーや投稿履歴を自分で所有できる」という点です。

中央集権型SNS(XやInstagramなど)では、運営企業のサーバーにデータが置かれていて、アカウントが凍結されたらフォロワーも履歴も一瞬で消えてしまいます。
でもDID(分散型ID)を使えば、その大事なつながりや発信の履歴を「自分のデジタル資産」として持ち歩けるんです。

📌 例えばこんな未来
• Xで築いたフォロワーを、そのままBlueskyやNostrに移動できる
• Instagramの写真を、別のSNSや自分のブログに引っ越しても「確かに自分の投稿」と証明できる
• サービスが終了しても、自分の発信やつながりは消えずに残る

これって、今までの「プラットフォーム依存」の常識をひっくり返す大変化なんです!

📢 広告モデルとの違いも大きい

中央集権型SNSは「あなたの投稿」や「あなたのフォロワー」を広告ビジネスの材料として使っています。
その仕組み自体は便利さの裏返しですが、利用者からすれば「自分が育てたフォロワーを企業に握られている」状態でした。

でも、分散型SNS×DIDの仕組みでは違います。
• データの持ち主は自分
• フォロワーや履歴は“持ち運び可能な資産”
• 広告より「信用・関係性」に価値が置かれる

👉 つまり、SNSがただの「遊び場」や「広告の場」ではなく、自分自身のブランドや信用を直接積み上げる場所に変わっていくんです。

🌟 まとめると…

DIDと分散型SNSが広がれば、
• フォロワーや履歴を「自分の資産」として所有できる
• どのSNSを選んでも“ゼロからやり直し”にならない
• 「広告に使われる自分」から「自分で価値を築く自分」へシフトできる

これは、単なるSNSの進化ではなく 「デジタルの主役が企業から個人へ戻る」 大きな変化です。

まとめ SNSは「借り物」から「自分の資産」へ

これまで私たちが使ってきたSNSは、便利だけど結局は“借り物”の世界でした。
でも、DIDと分散型SNSが組み合わされば、フォロワーも投稿も「自分のもの」として持ち歩ける時代が始まります。

もう「凍結されたらゼロ」「サービス終了で全部消える」と怯える必要はありません。
SNSはただの遊び場や広告の舞台ではなく、自分の言葉やつながりをそのまま資産に変えていける場所になるんです。

👉 ワクワクする未来はすでに始まっています。
これからは「どのSNSを使うか」よりも、「どうやって自分の資産にしていくか」が大事になってくる。
そこに気づいた人から、新しい流れを使って歩き出せるのです。