ブロック衝動の内側で起きていること

売れない行動を止め、
前提条件と立ち位置を修正し、
売上を取り直すための設計書。
♡観測

順調なはずなのに、不安が膨らむ瞬間

私は知っている。

恋が順調に見える頃に、
突然すべてを壊したくなる瞬間があることを。

何か大きな出来事があったわけじゃない。

ただ、

いつもより返事が少し遅い。
少し素っ気ない気がする。
忙しいと言っていたけど、本当だろうか。

それだけで、

心臓がざわつき、
急にすべてが不安定になる。

冷静に考えれば、
最初は小さな違和感に過ぎない。

でも頭の中では、

「もう気持ちが冷めているかもしれない」
「私は面倒くさい存在かもしれない」
「そのうち捨てられるかもしれない」

証拠はない。

でも、感覚だけがやけにリアルになる。

“分からない時間”に耐えられない

そのとき起きているのは、

彼の裏切りでも、
愛の終わりでもない。

“分からない時間”に耐えられなくなっているだけだ。

どう思われているのか分からない。
次があるのか分からない。
評価が確定していない。

その宙吊り状態が、
一気に恐怖を膨らませる。

ブロックは「先に終わらせたい」防御

そこで生まれるのが、
ブロック衝動だ。

相手を拒絶したいわけじゃない。

「切られる前に終わらせたい」衝動。

振られる未来を待つより、
自分で終わらせたほうがまだ楽に感じる。

グレーの時間を、
強制終了したくなる。

静けさは“安心”ではない

ブロックした瞬間、
心が静かになる。

あの静けさは、
“安心”に似ている。

でも実際は、

「これ以上揺れなくて済む」という
一時停止にすぎない。

それは今の彼ではなく、過去の構造

ブロック衝動の正体は、
彼への気持ちがなくなったからじゃない。

不確実さへの防御反応だ。

そしてその反応は、

昔うまく処理できなかった
“守られなかった感覚”と、
どこか似ている。

理由が分からないまま、
不安だけが残る時間。

あの構造が、
恋の中で再生されている。

ブロックは拒絶ではなく、防御スイッチ

だから、

ブロックは彼への拒絶ではなく、
揺れを止めるためのスイッチだった。

本当は、

ただ安心したかっただけなのだと思う。