絶対離れない証明を求める心理

売れない行動を止め、
前提条件と立ち位置を修正し、
売上を取り直すための設計書。
♡観測

揺るがない保証がほしかった

私はずっと、

「絶対離れない」という証明が欲しかった。

優しさよりも、
好きという言葉よりも、

何より欲しかったのは

“揺るがない保証”だったのかもしれない。

好きだよ、と言われても満たされない。

大丈夫、と言われても足りない。

それは“今”の気持ちであって、
明日も同じとは限らない。

私は、ずっと未来の保証を求めていたんだと思う。

試すことで測ろうとする

だから試す。

重たいことを言う。
わざと突き放す。
理不尽な態度をとる。

それでも残るなら、
それでも迎えに来るなら、

「私は捨てられない存在」だと証明される。

そう思っていた。

でも冷静に考えれば、

絶対変わらない人間なんて、
存在しない。

状況は変わる。
気持ちも揺れる。
そもそも人生は動くもの。

それでも私は、
“変わらない証明”をひとつの恋に求めていたのだった。

守られなかった記憶

なぜそこまで欲しかったのか。

それはたぶん、

一度も「守られた」と感じる体験がないからだ。

正しくても守られなかった。
味方がいてほしい瞬間に、いなかった。

その記憶は、

「次こそは絶対に守られたい」

という形に変わっていったのだろう。

愛を測っているつもりで

恋は、
一番それを試せる舞台になると知った。

他人の人生を、
自分の価値の証明に使おうとしていた。

壊しても残るか。
離れても戻るか。
それでも私は選ばれるか。

愛を測っているようで、

本当は

自分の存在価値を測っていたのかもしれない。

証明は外からは来ない

絶対離れない証明を求める人は、

相手を疑っているようで、
実は自分を一番疑っている。

「私は本当に選ばれていいのか?」

そこがいつも揺れている。

でも、

証明は外からは来ないみたいだ。

誰かがどれだけ残っても、
どれだけ迎えに来ても、

“自分が自分を疑っている限り”

安心は続かなかった。

「絶対」を手放すとき

絶対離れない証明を求める心理は、

愛が足りないからではない。

もしかしたら、”安全”を知らないだけかもしれない。

「離れない人を探す」より先に、

「離れられても壊れない自分」が想像できたとき、

恋の重さは変わるかもしれないと思った。

「絶対」を求めなくなったとき、

はじめて

相手を試さない関係が始まる気がした。