3000万円を費やしたAKB48ファンの「後悔」はどこから生まれたのか

売れない行動を止め、
前提条件と立ち位置を修正し、
売上を取り直すための設計書。
♡観測

トップオタとは?3000万円をかけてAKB48にすべてを捧げた人の現在。

こんにちは、ジャリです。

アイドルオタクの私にとって興味深い記事を見つけました。

オタクの頂点”トップオタ”(TO)になる人ってどんな人なんだろう?

読み進めてみたら、意外なことに「後悔」という言葉が。

その心理を構造面からて見てみました。

1.そもそもトップオタクって?

記事によると、

50代の男性が、長い期間にわたって
AKB48のCDを約1万枚購入し、
総額で3000万円以上を費やしていたとされています。

男性は、いわゆる「トップオタ」と呼ばれる立場にあり、
イベントへの参加を含め、
生活の多くがAKB48を中心に組み立てられていたようです。

記事の中では、
本人が過去の行動を振り返り、
「唯一の後悔」という言葉を使っています。

ここでは、
その金額や行動の是非について判断するのではなく、
そのような語りが、いまの記事として提示されている
という事実だけを、静かに観測点として置いておきます。

2. 当時の前提条件

この行動が成立していた背景には、
当時、多くの人の間で共有されていた前提条件があったと考えられます。

・アイドル活動は「応援されること」を軸に成り立っていた
・CDの購入は、応援の意思を示す分かりやすい方法だった
・支出の量は、熱量や関与の深さを表す指標として機能していた
・ファンと対象の関係は、長く続くものとして想定されていた

この前提の中では、
大量購入や高額な支出は、
必ずしも特別な行動ではなく、
参加の一つの形として位置づけられていました。

少なくとも当時の文脈においては、
その行動は、一貫した前提の内側にあったと見ることができそうです。

3. 前提が変わったことで生まれたもの

現在では、
当時の前提条件のいくつかが、変化しています。

・アイドル文化そのものの形や距離感が変わっている
・CDという媒体が持つ意味が変化している
・応援と消費の関係が、外からも見えやすくなっている
・過去の行動が、現在の価値観で語り直されやすくなっている

こうした変化の中で、

・当時は前提の内側で完結していた行動が
・時間の経過とともに
・別の文脈に置き直される

という差が生まれているようにも見えました。

「後悔」という言葉は、
行動そのものから直接生まれたというより、

前提条件が変わったあとの位置から、振り返ったときに現れた言葉のように思えます。

4. 定点に戻って整理してみる

いったん定点に戻って眺めてみると、
次のような関係が浮かび上がりました。

・当時は成立していた応援の構造
・時間の経過による前提条件の変化
・現在の文脈で置き直された語り

この記事が示していたのは
消費の金額や熱量の多さそのものというよりも、

前提条件が変わることで、
同じ行動が、まったく違う意味に感じる過程をみました。