今ってコンプライアンスや炎上対策に神経を使う時代じゃなかったっけ?
こんにちは、ジャリです。
SNSでたびたび話題に上がる思想の強すぎるおかき屋・播◯屋は、もはや絶滅危惧種かもしれません。
その構造を整理してみました。
1. いま起きていること(観測)
SNS上では、
「思想の強すぎるおかき屋」として
播〇屋本店の名前が、定期的に話題に上がっています。
注目されているのは、
商品の味や価格といった点よりも、
• 店舗や同封物に書かれている主張
• かなり強い言葉で表現されたメッセージ
• 企業活動と思想表現が強く結びついている点
といった部分です。
現在も商品は販売されており、
長く支持している人たちがいることも事実です。
一方で、
その思想性の強さに驚いたり、
少し距離を感じたりする声が、
SNSを通じて広がっているようにも見えます。
ここでは、
好き・嫌い、正しい・間違っているといった判断には触れず、
「そのように話題になっている」という現象そのものだけを観測点として扱います。
2. そこにあった前提条件
播〇屋の活動が始まった頃、
あるいは長く続いてきた背景には、
次のような前提があったと考えられます。
• 企業や店主が思想や信条を表明することは、今ほど珍しくなかった
• 地域性や個人性は、そのまま店の個性として受け取られていた
• 顧客との接点は、主に店舗や紙の媒体だった
• 受け手は、自分で選んでその世界観に触れていた
この前提の中では、
思想や主張は「この店らしさ」や
「背景にある物語」として存在していました。
たとえ前面に出ていたとしても、
それが広く拡散されることは、想定されていなかったのだと思われます。
3. 前提が変わったことで生まれたズレ
現在は、当時とは前提条件がいくつも変わっています。
• SNSによって、文脈が切り取られやすくなった
• 受け手は、選ぶ前に情報に触れることが増えた
• 企業活動には、中立性が期待されやすくなっている
• 商品と思想が、別々に受け取られる場面が増えている
こうした変化の中で、
• 本来は一貫した世界観として発信されていた主張が
• 一部分だけ切り取られ
• 「思想が強い」という印象で消費される
というズレが生まれているように見えます。
発信内容そのものが変わったというより、
受け取られ方の構造が変わった、と整理することもできそうです。
4. 定点に戻って整理してみる
少し距離を取って整理してみると、
次のような関係が浮かび上がります。
• 長年一貫して続いてきた思想を持つ企業活動
• 拡散されることを前提としていなかった時代の表現
• SNS時代の切り取りと、再解釈の構造
播〇屋が
「思想の強いおかき屋」として話題になる現象は、
主張の正しさや強さそのものというよりも、
前提条件が変わったことで、見え方が変わった結果
として捉えることができそうです。
ここでは結論を急がず、
この現象がどんな構造の中で立ち上がっているのかを、
いったん整理してみました。
※
判断を変える前に、
前提と立ち位置を
確認出来ます。

