ペンギンを見て思ったこと。なぜ「最初」が存在しない動きが起きるのか?

売れない行動を止め、
前提条件と立ち位置を修正し、
売上を取り直すための設計書。
♡観測

ファーストペンギンって言葉の響きがなんか好きだった。

こんにちは、ジャリです。

とある水族館で、ペンギンたちが水槽の中の岩の上に並んでいる様子を見ました。

水槽の中には水があり、
飛び込めばすぐに泳げる環境が整っています。

それにもかかわらず、
複数のペンギンが同じ場所に集まり、
しばらく動かずに立ち止まっているんです。

やがて、
その中の先頭の一羽のペンギンが水中へ飛び込んだ。

それを合図にするように、
残っていたペンギンたちも、
ほぼ同じ位置から次々と飛び込んでいきます。

飛び込む場所は分散せず、
最初の一羽とほぼ同じ地点が使われていました。


この場面では、
「誰が最初に飛び込むか」という点だけが
明確な差として現れています。

水の深さや安全性は、
他のペンギンにとっても同じ条件です。

環境自体に違いはない。

違いがあるのは、
行動が起きたか、まだ起きていないか
という一点だけです。


多くの場合、
ペンギンたちは「飛び込めること」を知らないわけではないです。

水があることも、
泳げることも、
過去の経験として持っています。

それでも、
最初の一羽が動くまでは、
同じ場所で待機する状態が続いています。


ここで観測されるのは、
勇気や性格の差ではなく、
行動が可視化されたかどうか、という構造です。

最初の一羽が飛び込んだ瞬間、
「可能である」という情報が、
行動として共有されます。

その結果、
他のペンギンたちの行動は、
一斉に解放されます。


この流れの中では、
最初の行動が特別に評価されることはないです。

飛び込んだあと、
全てのペンギンは同じ水中に入り、
同じように泳ぎ始めます。

区別は残りません。


観測されているのは、
「最初に動く存在」と
「動いたあとに続く存在」が
自然に分かれて現れる構造です。

この構造は、
危険を避けるためでも、
慎重さの問題でもなく、
集団の中で行動が立ち上がる順序として
静かに存在しています。


行動が起きる前には、
可能性は共有されていません。

行動が起きたあと、
可能性は当たり前の前提になります。

その切り替わりだけが、
この場面に残っています。