なぜブログコンテンツは詰むのか

売れない行動を止め、
前提条件と立ち位置を修正し、
売上を取り直すための設計書。
♡観測

最近、ブログを続けている人の中で、更新が止まる例が増えている。

書くこと自体はできるが、続かない。
反応が出ないまま時間だけが過ぎる。
何を書けばいいか分からなくなる、という声もよく聞かれる。

一方で、記事数は一定数あり、内容も整っている。
文章が荒れているわけでも、情報が不足しているわけでもない。
それでも、止まってしまう。

この現象には、繰り返し見られる構造がある。

ブログが「コンテンツ」として扱われている場合、
書く行為は、成果や反応と結びつきやすくなる。
読まれるかどうか、
役に立つかどうか、
評価されるかどうかが、
書く理由の中心に置かれやすい。

その前提では、
反応が返らない状態は、
未完了や失敗のように感じられやすい。

多くの場合、
書き手は内容を調整し始める。
説明を増やしたり、
テーマを分かりやすくしたり、
求められていそうな方向に寄せていく。

その過程で、
最初に立っていた位置が少しずつ曖昧になる。

何のために書いているのか、
どこから見た言葉なのか、
その基点が後ろに下がっていく。

このズレは、
すぐに問題として現れるわけではない。
記事は書けているし、形式も保たれている。

ただ、
書くたびに負荷が増えていく。
判断の回数が増え、
確認する対象が外に移っていく。

その結果、
止まる。

止まる理由は、
書けなくなったからではない。
書く位置を保てなくなったから、
という形で現れているように見える。

コンテンツとして扱われたブログは、
常に更新と成果を前提に動き続ける。
動きが止まった瞬間、
存在理由も一緒に止まったように感じられる。

その構造の中では、
休むことも、
沈黙も、
自然な状態として扱われにくい。

結果として、
止まること自体が負荷になる。

多くの人は、
内容や努力の問題だと考えがちだが、
観測されているのは、
書く行為そのものではなく、
置かれている構造の違いであることが多い。

ブログコンテンツが止まるとき、
文章が尽きているとは限らない。
位置が保てなくなっているだけ、
という状態が静かに続いている。