なぜ、いわしは群れると大きく見えるのか?

売れない行動を止め、
前提条件と立ち位置を修正し、
売上を取り直すための設計書。
♡観測

絵本、スイミーみたいな動き本当にするんだと思った。

こんにちは、ジャリです。

とある水槽の大水槽で、いわしの大群がみんなで同じ方を向いて泳いでいました。

個体ごとに見れば、小さく、弱い魚です。

しかし一定の距離と動きを保ったまま集団になると、
群れ全体が一つの大きな生き物のように見えるんです。


その水槽の中では、
全体が同じ方向へ動き、
同じタイミングで向きを変え、
一瞬で形を変える。

外側から見ると、
個体の数は増えていません。

それでも、
存在の大きさは変わって見えます。


この動きは、
一匹一匹が全体を把握しているわけではないようです。

隣との距離、
急な動きへの反応、
一定の方向性。

それだけが揃った結果、
集団としての形が立ち上がっているんです。


ここで観測されるのは、
「強くなる」というより、
「別の単位になる」という変化です。

単体では成立しない存在感が、
配置と同期によって生まれています。


多くの場合、
外から見ると「統率されている」ように見えます。

しかし内側では、
命令も中心も存在していません。

あるのは、
同時に動いているという状態だけです。


個体の意思が強まったわけではないです。

判断が消えたわけでもないです。

ただ、
判断が集団に吸収され、
個体としては目立たなくなっている。

この構造の中では、
目立たないことが
存在を消すことにはつながりません。

むしろ、
溶け込むことで、
全体としての輪郭が強まっています。


水槽の中では、
捕食者が現れると、
群れはさらに密度を上げます。

動きは揃い、
形はより大きく見える。

恐怖が、
散らばらせるのではなく、
まとめる方向に働いています。


ここで起きているのは、
安全の獲得ではなく、
見え方の変化です。

小さいままでいることと、
小さく見えることは、
同じではないです。

この水槽では、
同じ動きをすることで、
個体は消え、
群れだけが残っています。

それが、
現在観測されている状態です。