不倫問題ですら、すぐ炎上する日本において、一夫多妻制の独自スタイルを確立しているYouTuberの構造って?
こんにちは、ジャリです。
「一人の人と生涯添い遂げる」ことが理想とされている日本社会。そことは真逆の結婚観。
その可視化された生活様式が引き起こす認識のズレを、少し距離を取って整理してみました。
1. いま観測されていること
とあるインタビュー動画から気になったのでその実態を調べてみました。
複数の配偶者と同時に生活する形態を公にし、
その日常を動画として発信している人物が紹介されています。
この生活様式は、
YouTubeという公開性の高い媒体を通じて共有され、
視聴者や外部メディアによって取り上げられています。
記事の中では、
生活の実態や発信内容が説明され、
それに対するさまざまな反応が存在していることが示されています。
ここでは、
その形態が公に発信され、
社会的に「見える状態」に置かれている、
という事実そのものを観測点として扱います。
2. その行動を成立させていた前提
この発信が成立している背景には、
いくつかの前提条件が重なっているように見えます。
・個人の生活様式を発信することが、以前より一般化していること
・YouTubeが、私生活の共有を可能にする媒体であること
・多様な生き方が「語られる対象」になっていること
・発信者と視聴者が、直接的な関係を持たずに接続できること
こうした前提のもとでは、
生活そのものがコンテンツとして成立し、
発信の対象になり得ます。
一夫多妻という形態も、
この文脈の中では、
特定の価値判断を前提とせず、
「可視化される対象」
として置かれていたと捉えることができます。
3. 前提の違いから生まれている認識のズレ
一方で、
社会全体で共有されている前提条件は、必ずしも一様ではありません。
・婚姻制度に関する法的な前提
・家族像に関する文化的な前提
・公と私を分ける感覚の違い
・発信することが、同意や支持と受け取られやすい環境
こうした前提が異なる中で、
・発信者側では「生活の公開」として提示されているものが
・受け手側では「制度や価値観との衝突」として受け取られる
というズレが生まれているように見えます。
ここで表に出てきているのは、
生活様式そのものというよりも、
前提条件の異なる視点が、
同じ対象に同時に向けられた結果
として整理することもできそうです。
4. 定点に戻って、整理してみる
少し引いた位置から整理してみると、
次のような関係が見えてきます。
・個人の生活が可視化される環境
・多様な前提条件を持つ受け手の存在
・可視化された瞬間に生じる意味の変化
この報道が示しているのは、
一夫多妻という形態の是非そのものではなく、
私的な生活が、公的な文脈に置かれたときに起きる
構造的な変化
とも受け取ることができます。
ここでは結論を急がず、
何が衝突しているのかを、
行動ではなく前提条件の配置として、
静かに並べておくに留めます。
※
判断を変える前に、
前提と立ち位置を
確認出来ます。

