AIとの関係性に、なぜ人間性がにじむのか

売れない行動を止め、
前提条件と立ち位置を修正し、
売上を取り直すための設計書。
♡観測

AIとの関係性に、なぜ人間性が出るのか?

こんにちは、ジャリです。

最近、
「AIに、これまで自分がどう接してきたかを示す画像を作らせる」
という遊び方を見かけるようになりました。

出てくる画像は、人によってずいぶん違う。
優しい世界が出る人もいれば、
支配的な構図になる人もいるし
距離が近すぎるもの、逆に極端に遠いものもあります。

その違いは、
プロンプトの上手さや発想力というより、
もっと別のところから来ているように見えます。

起きている事実(観測)

AIは、
・感情を持たない
・意図を持たない
・関係性を「感じる」ことはない

それでも、
人はAIに対して
「話しかけ方」「距離の取り方」「期待の置き方」を自然に持ち込む。

敬語で接する人もいれば、
命令口調になる人もいる。
相談相手のように扱う人もいれば、
道具としてのみ使う人もいる。

AI側は変わらないのに、
関係性の“雰囲気”だけが、確実に違って見えます。

多くの人が無意識に持っている前提条件

多くの場合、
人は「相手が人間であるかどうか」に関係なく、
自分が慣れている関係性の型 を持ち込んでいます。

・教えてもらう側
・指示する側
・評価される側
・支える側

その型は、
仕事、家族、過去の人間関係の中で
すでに体に馴染んでいるものです。

AIはそれを否定しないし、修正もしない。
ただ、受け取って返すだけ。

前提が噛み合っていないところで起きている違和感

AIは「関係性を結ばない存在」なのに、
人は無意識に
関係性を前提に振る舞ってしまうんです。

その結果、
・過剰に期待したり
・傷ついたり
・支配しようとしたり
・逆に、依存したり

というズレが生まれる。

AIは変わっていない。
ズレているのは、
人間側の立ち位置 だけ。

定点に戻って見たとき

AIとの関係性に出ているものは、
AIとの関係ではなく、
「人が、関係性というものをどう扱ってきたか」 そのものに近い。

だからこそ、
同じAIを使っていても、
にじみ出る雰囲気が違うんです。

ここで重要なのは、
良い・悪いではなく、
近い・遠いでもなく、
どの距離で世界を見ているか という点です。

AIは鏡ではないけれど、
人が立っている位置を、
静かに浮かび上がらせる装置にはなっているんです。

このテーマ、
「AIがどうか」では終わらない。

むしろ
人が、どんな前提で世界と関わってきたか
を観測する材料として、
しばらく置いておくと、面白くなってくると思います。

答えを出さなくても、
関係を定義しなくても、
ただ、距離を眺めるだけでいいのかもしれません。